コジロのブログ From Perth, Australia

オーストラリアでの生活とワインについて

海外に出る事への挑戦 ~過去の経験からこれから挑戦する人へ~

さて、今回の記事はちょっと真面目なお話ですが、オミクロンが今世界中で猛威を振るってる中、ヨーロッパのいくつかの国は規制を撤廃したり、自分の住んでいるオーストラリアは今月21日から国境を観光客にも開けると発表しました。

そんな中今の時代に海外にあえて出て挑戦しようという人はそのくらいいるんだろう?約6年間日本に帰ってない自分は日本の内部事情がよく分かっていませんが、何か活力がないイメージ。日本は海外に出て改めていい国と感じるところもあれば、ここはだめでしょというところが見えてくる。この30年間日本は経済成長もなく、2,3年前まで期待していたオリンピック景気もコロナで消滅。隣国中国からの圧力も増し、今後日本がどうしていきたいのか、何を目指すのかはあまり見えてこない状況。

ただそんな中、個として皆これからの人生を歩むのに皆何を考え、そうしていきたいのかは人それぞれ。その中でも海外に出て挑戦してみたいけど何か大変そう、一歩踏み出すのがなかなか難しいと感じる人。結論を先にいいます。やりたいことがあるなら絶対に挑戦しましょう。正直言って海外に挑戦することは想像以上に楽勝です。それは英語も全く話せなかった自分が2014年に西オーストラリアに来てから今まで、楽しく幸せに生きているというのが証拠ですかね(笑)。特に学生時代に頭がよかったわけでもなく、何か特別な事が出来たわけでもありませんが、唯一あったとしたら行動力

 

 

僕は21歳まで日本に住んでいましたが、正直社会のシステムが大嫌いでした。尊敬できない人でも年が上なだけでその人を先輩と呼び言われたことは聞かなければいけないというシステム。それと大学を出ていい会社に入るのが人生の勝ち組という考え方。遊びは大学生までで、社会人になったら社畜になるという考え方。人生=お金、権力、地位、仕事という考え方。人口平均年齢が約50歳に近づこうとしている中で20,30代は若手と見られあまり活躍できない現状。

ただ現実的にお金というのは生活していくうえでとても大切なもので、それをもらえるためにする仕事も大事だと十分承知していますが、ただいくらお金を儲けてもそれを一体何に使うのか、何のためのお金なのかを十分に理解している人は少ないではないでしょうか。そしてお金がたくさんあれば幸せになれると思っている人もたくさんいますが果たしてそうでしょうか?今の世の中お金持ちやビジネスで成功した人ばかりが注目されますが、それをすることだけが幸せになる、納得のいく人生でしょうか?この答えは人それぞれだと思いますが、僕はこの西オーストラリアに来てから、幸せと感じる時間は多くなったと思います。

今現在、まだ大学で勉強しているため高い授業料を払いながら生活して大変な部分もありますが、最初のブログでも書いたように給料が高かったり、サービス残業がなかったり、自分の時間もちゃんと取れ、なんせみな周りのことをいい意味でも悪い意味でもあまり気にしていないので周囲からのストレスが非常に少ないです。それとキレイな自然に囲まれているために非常に心地よく暮らせます。オーストラリアは日本と比べて、エンターテイメントがかなり少ないですが、暮らしの部分だけ見ればめちゃくちゃ過ごしやすいです。

 

海外に日本から出て挑戦することは非常に高そうな壁に見えますが、正直自分は今後ずっと日本に住み続けることも自分にとっては高い壁だと思っています。21歳から西オーストラリアにいるため日本での社会人経験もなく、ビジネスの競争も非常に厳しい日本では子供を余裕もって育てられる、時間とお金を確保できる可能性はそんなになく、何しろ年寄の権力者によって方向性を決められている日本ではほかの国と比べていろいろな分野で遅れていく一方。この状況が変わる可能性も雰囲気も何もないままこのままでいいのでしょうか。だから今の若い人たちがもしこの記事を読んで、海外に出て挑戦してみたいと思っている方、ぜひ挑戦してみましょう。言葉を習うという意味でも若い時からやった方が上達が早いし、何かに縛られる前にやりたいことをやらないと後からできることは非常に難しくなると思います。完璧に準備をしたからといって海外に出てそれが予定通りに行くことなんてまずないと思った方がいいでしょう。なぜならその国の人たちの常識とあなたとの常識が全く違うから。だからこそその場で自分の頭で考え、周りの人に助けてもらいながらうまくコミュニケーションをとることが大事だと思います。

さて、もう今年でコロナ時代は終わるでしょう。これから皆さんは何を考え、何をしたいですか?

これからワクワクする未来を作りたいですね。